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    依然、中小が大手上回る/連合4月上旬回答集計

     連合は4月13日、3月末段階の前回集計に中堅中小などの1085組合分を加えた春闘回答集計を公表した。300人未満の中小のベア額が大手を依然上回っている。回答を引き出した組合も例年より多く、須田孝総合労働局長は「(下請け・関連企業など)サプライチェーンの付加価値循環など底上げ戦術が機能しているのではないか」と手応えを語った。

     回答引き出し組合数は、昨年5月連休明けの水準だという。例年であれば中小の回答が増えるにつれ、回答平均額は低下していくが、今年は異なる傾向を示している。

     ベアなど賃上げ分が明確に分かる組合で、300人未満の874組合のベア・賃金改善分の平均は1373円で、300人以上を46円上回っている。3月末集計から69円低下し、300人以上との差は縮まったが、優位を保っている。