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    海外労働短信/安全無視の状況を告発/トルコの新空港建設現場

     国際労働組合総連合(ITUC)は3月28日、イスタンブール新空港の建設現場で少なくとも52人が死亡するなど、安全基準無視の状況が続いていたことについてレポートで告発した。

     同空港は昨年10月に完成したが、3月末現在、全面開港には至っていない。レポートによれば、昨年9月に建設現場で約1万人の労働者が劣悪な労働条件に対し抗議デモを実施。経営側と政府がこれを弾圧し、大量の逮捕者を出した。

     ITUCのシャラン・バロウ書記長は「空港建設に当たり、雇用創出や地元経済への貢献がうたわれたものの、結果は悲惨なものだ。労働基準違反がまかり通り、労働者の訴えは無視された」と指摘している。