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    海外労働短信/ストが4カ月目に突入/ドイツの鉄鋼労働者

     ドイツの鉄鋼メーカーHESの二つの事業所でのストライキが、9月11日で4カ月目に入った。ストは経営側が一方的に賃上げ交渉を打ち切ったためで、金属労組(IGメタル)は「組合つぶしの前兆ではないか」と懸念し、経営側に対して交渉の席に戻るよう要求している。

     HESはイタリアの鉄鋼メーカー、リーバグループの下請け企業で、2年前に二つの製鉄所を傘下に収めた。組合によれば、賃金は労働協約が適用される他の製鉄所の賃金に比べて20~30%も低い。

     組合が要求している賃上げに必要な金額は約100万ユーロ。これまでのストによる企業の損失は300万ユーロに達しており、IGメタルは損得抜きで組合を抑えこもうとしているのではないかと見ている。