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    「日本政府は圧力を」/ミャンマーでの軍事クーデター/JAMと関連労組が緊急会見

     ミャンマーでの軍事クーデターを受けて、金属製造業関連のJAMと、在日ビルマ市民労働組合(FWUBC)は2月4日、都内で緊急の会見を開き、国軍の暴挙に対する抗議の意思を表明した。留学生や日本で働く在日ミャンマー人らが日本政府に対し、経済制裁など強い姿勢を示してほしいと訴えた。

     FWUBCは2002年に結成。約120人が加入している。昨年1月にJAMに正式加盟した。

     ミンスイ会長は「労働者の力がまだ十分ではないところに、軍がやってはいけないことをした。軍に拘束されたアウン・サン・スー・チー氏の健康を心配している。釈放のためになんでもやるとの思いだ」と語った。FWUBCは軍事クーデターに抗議するとともに、拘束者の釈放と、国民民主連盟(NLD)が圧勝した2020年総選挙結果の尊重を要求。日本政府には、軍事クーデターを非難する公式声明の発表を求めている。

     看護師になるために日本に留学しているレ・レ・ルイさんは「日本で学んだことを祖国で生かそうと思ってきたが、未来も何もない国になってしまう。インターネットも遮断された。このままでは北朝鮮のような国になる」と憂えた。ミャンマーでは、交通網や医療体制が貧しく、病気にかかると多くの人が命を落とす現状を紹介し、「声あるかぎり、ミャンマーの子どもたちのために頑張る。皆さんの圧力をお願いしたい」と語った。

     

    〈写真〉緊急会見でFWUBC組合員らは、民主主義と自由こそが祖国発展の道であるとして、国軍の暴挙に抗議した(2月4日、都内)