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    「もう通院できなくなる」/高齢者の医療費2倍化/政府法案に不安と怒りの声

     75歳以上の医療費窓口負担を2倍(1割→2割)に引き上げる政府法案に対し、「もう通院できなくなる」「年寄りは長生きするなと言われているようだ」など、不安と怒りの声が広がっている。

     政府は対象者について、年収200万円以上(単身者)など「一定所得以上の高齢者」とするが、年収要件は法案成立後に決める仕組みであり、実際にどれだけの人が負担増となるのかははっきりしていない。

     政府が今国会での法案成立を目指す中、高齢者はこの内容をどう受け止めているのだろうか。日本高齢期運動連絡会が1月から取り組んでいるアンケートと、開業医らでつくる全国保険医団体連合会に寄せられたハガキには、暮らしへの影響の大きさがつづられている。

     「高齢の親がいるので、医療費が増えると、私が負担できるか不安」(49歳)、「病気の人から多くの負担金をという考えは、弱い者いじめです」(17歳)など、若者や現役世代からの反対の声もあった。