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    まず削るのは食費と交際費                       コープあいち労組の6人/最賃生活を体験してみたら…

     コープあいち労働組合(生協労連加盟)が2月10日から1カ月間、最低賃金生活体験を実施。6人がチャレンジした。

     愛知県の最低賃金898円で生活できるか、「体を張って」体験する取り組み。1日8時間、22日間出勤すると月給15万8048円。厚生年金や健康保険料などを引き、実際に使えるのは12万7873円になる。

     体験を始めて真っ先に削らざるを得なかったのは食費と趣味、交際費。「昼食を切り詰めたら、体を壊しそうになって危機感を覚えた」という人もいた。車の維持費や友人との交際費で出費がかさむなど、体験者の多くが平均で月5万円足りなくなった。

     組合は、健康的な食事や蓄え、余暇を楽しむなど「普通のくらし」を実現するには時給1500円は必要と訴えている。

     最賃水準で生活できないのは、以前と同じ。コープあいち労組が十数年前からの体験に基づいて作成した「最低賃金額で生き抜く10カ条」(表)は、今も通用するバイブルだ。