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    共謀罪先取りの弾圧だ                         不当勾留の実態語る/沖縄の反基地活動家山城博治さん

     戦争をさせない1000人委員会と立憲フォーラムが4月19日、「沖縄はつきつける 安倍政治を終わらせよう!」と題する院内集会を開いた。米軍基地建設に反対し、不当な長期勾留を強いられていた沖縄平和運動センター議長の山城博治さんが演壇に立ち、「沖縄の運動に対し、共謀罪の先取りと言える弾圧が行われている」と告発した。

     山城さんはこう語った。

     「検察からは『誰と共謀したのかを明らかにせよ』と繰り返し迫られた。ゲート前でブロックを積み上げたことに対する起訴状では『共謀』という言葉が何度も出てきた。私と辺野古の基地ゲート前テントで協議したり、(基地の)ゲート前で私の演説を聞いて拍手したりすると共謀のサインとみなされる。政府はいま審議中の共謀罪の実験をしているようだ」

     政府が共謀罪の対象になるという組織的犯罪集団については「特定の団体だけではなく、ゲート前で抗議している人々全員を共謀した組織集団としてくくるということだ。辺野古で起きていることが共謀罪の実態だ」と強調した。

     その上で、「沖縄で運動している人々に掛けられている攻撃は日本全体への攻撃だ。沖縄はまた動乱の時代に入っていくが、皆さんとスクラムを組んで声を上げていこう」と呼び掛けた。