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    大幅賃上げの流れつくろう                       国民春闘委が春闘討論集会/改憲阻止へゼネスト準備

     全労連や純中立労組でつくる国民春闘共闘委員会は11月22、23の両日、都内(オンライン併用)で2022年国民春闘討論集会を開き、月額2万5千円以上の統一要求基準案や、エッセンシャルワーカーの大幅賃上げの取り組みを提案した。衆院選挙で改憲勢力が3分の2の議席を占めたことに危機感を示し、ゼネストの準備を開始する。方針は来年1月に決定する。

     小畑雅子代表幹事(全労連議長)は「12月に開かれる臨時国会で憲法審査会を動かそうとするなど改憲への策動が一気に強まっている。本格的な改憲の危機となれば、ゼネストを構えて闘う」と、憲法闘争に最大限の力を注ぐよう呼び掛けた。政府が進める看護・介護・保育職の賃上げ方針について、当事者から「一桁足りない」との怒りの声が挙がっていることを紹介し、大幅賃上げへの流れを作ろうと呼びかけた。

     一次方針案は月額2万5千円以上、時間額150円以上に加え、企業内最賃1500円以上の締結を22春闘では特に重視。来年の法制定をめざす全国一律最賃制と1500円の実現も全体の取り組み課題に引き続き位置付けている。

     集中回答日は昨年同様、連合民間大手よりも1週間早い3月9日とし、早い時期の相場形成に挑む。(つづく)

     

    〈写真〉「来年3月9日の集中回答日、翌日の統一行動日を山場にし、賃上げを勝ち取る本気の春闘を」と訴える小畑雅子代表幹事(11月22日、都内)