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    セルフコンパッションでうまくいく!

    ㊱人を優先しがちな自分への思いやり

     家族や同僚など、周りの人のことばかり気にかけてはいませんか? そういう人は自分のことを後回しにしがちです。人のためにいろいろなことを常に心配して動いて、自分については「大丈夫」と考えます。でも、実は自分が疲れ切っていて、それに気づいていない可能性があります。

     目を閉じ胸に手を当て、深呼吸してみましょう。そして大切な人に尋ねるように「調子はどう? 疲れていない? 無理してない? 今何が必要?」と自問します。「実は疲れているかも」「一人の時間が必要かな」「何の予定もない日がしばらくなかったね」と気付きませんか。

     人に優しくするには、まず自分を大切にする必要があります。人のことばかりを考えて動いていると、「共感疲労」という状態に陥って、燃え尽き症候群になりやすく、人への思いやりもなくなります。

     自分に今何が必要か、考える癖をつけましょう。大切なお客様のように、自分のことも気遣いましょう。ベッドの寝心地はよいか、洋服は着心地がよくて気に入ったものか、食器は気に入った物を使っているか、体に良くておいしい物を食べているか、忙しすぎないか、疲れていないか、何かしたいことはないか――。

     自分を思いやることで、あなたはもっと人に優しくなれます。やる気を高め能力をもっと発揮できます。心身も健康になります。いいことづくしです。あなたは大切にされる価値のある人なのです。