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    新型コロナ予防

    冬に備え職場・家庭で対策を


     「感染経路不明の陽性反応が増えています」。新型コロナウイルスの感染拡大について、東京都内の自治体に勤務する、ある保健師はこう話します。冬には一層の感染拡大と、インフルエンザとの同時流行も懸念されます。国や自治体にいっそうの対策を求めつつ、職場や家庭で感染防止の対策を行うことが大切です。

     

    手洗いとせきエチケットを

     まずは石けんによる手洗いの励行が大切。マスク着用も必須です。感染防止のためには、唾液の飛沫を飛ばさないことが重要です。 くしゃみやせきは衣服やハンカチで押さえること(せきエチケット)。飛沫が漂い、感染を広げる恐れがあります。

     ドアノブなど多くの人が触れる部分や、トイレの便座などを除菌ティッシュで拭くと効果的。換気を1時間に10分程度行い、換気扇を常に回し「陰圧」の状態をつくりましょう。

     健康管理も重要です。前出の保健師は「体温を朝晩測り、微熱や悪寒、全身の倦怠(けんたい)感などの症状があれば仕事を休んでください。熱が下がっても2~3日は休むように」と話します。

     外食や宴席は「できれば控えてほしい。同じ店に2時間以上いないこと。他の客から感染する確率が高まります。特に妊婦さんや、子連れで居酒屋に行くのはもってのほかです」。

     

    早めにインフルワクチンを

     今年の冬はインフルエンザとの同時流行も懸念されます。症状がほぼ同じで見分けがつきません。

     予防のためのインフルエンザワクチン接種は65歳以上の人からすでに始まり、10月26日以降はそれ以外の人も受けられます。特に基礎疾患のある人や、妊婦、生後6カ月~小学2年生の子どもは早めの接種を心がけましょう。大勢の人が利用する公共交通機関で通勤・通学する人も早めの対応が肝要です。