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    特信版最新記事

    今こそ問いたい!

    安倍政権の是非


     年内の解散・総選挙が取りざたされる中、安倍政権の是非を真剣に考える時が来ています。前国会や最近の出来事で明らかになった安倍政権の特徴とは?

     

    保身/疑惑逃れで法改悪も

     モリカケ疑惑では公文書の廃棄・改ざんまで行った安倍政権。追及を首相に及ばせないための、なりふり構わない無法ぶりでした。 前国会では、検察庁を意のままにする検察庁法改正案まで提案。「桜を見る会」や河井克行前法相夫妻の公職選挙法違反(買収)の捜査から首相を守るためだったと批判されています。

     これには国民の怒りが爆発。首相に近いとされる黒川東京高検検事長を検事総長に据える異例人事は帳消しになり、法案の改悪部分も削除することに。

     首相の保身を最優先する政治はもうゴメンです。

     

    口先/「責任」一度も取らず

     「任命権者として責任を痛感」「最終的な責任は私にある」「政治判断の責任は自分にある」――前国会でこんな言葉を何度聞いたことでしょうか。

     新型コロナ対策、河井前法相の逮捕(公職選挙法違反)、賭けマージャンで東京高検検事長を辞職した黒川氏の問題など、事あるごとに「責任」に言及してきた安倍首相。

     責任があると言いながら、一度も責任を取らず、首相の地位に居座る政治が続いています。

     言葉に重みも誠実さも感じられない「口先男」。首相の器ではありません。

     

    追従/米国から兵器爆買い

     トランプ米大統領に言われるままの兵器爆買い。その典型がミサイル防衛システムのイージス・アショアです。維持コストを含めて2機で約4500億円。

     欠陥が明らかになり、政府は配備を断念しましたが、莫大な違約金支払いは必至。効果も性能もあいまいなのに、トランプ大統領の欠陥品押し売り商法を拒否できなかったためです。

     同じく欠陥兵器F35戦闘機の購入(105機で約1兆2千億円)は予定通り。そんなお金があるなら、休業補償や病院支援など国内の新型コロナウイルス対策に回すのが筋でしょう。

     

    棄民/沖縄無視し基地建設

     「沖縄に日本国憲法は適用されないのか」

     沖縄・辺野古の米軍新基地建設をめぐり、こんな声が強まっています。

     県民投票や知事選、県議選を通じて「辺野古NO」の民意が繰り返し示されても、建設続行の方針を変えない安倍政権。県民の人権と地方自治、民主主義をないがしろにする姿勢です。

     新型コロナの感染が広がっても、対策は後手後手。国民に自粛を求めながら、当初「休業補償した国はない」とまで言いました。人々の命や暮らしを軽視する態度は、民主主義国家の姿とは思えません。