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    「核兵器廃絶」を投票で示そう

    「議員ウオッチ」運営者 高橋 悠太さん

     核兵器廃絶に向け、核兵器禁止条約などに少しでも関心を持ってもらいたい。そして多くの人が選挙で意思を示せるようにと、SNS上で情報発信する活動をしています。

     核兵器のない世界を目指して活動する核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)の国際運営委員、川崎哲さんと「議員ウオッチ」というインターネットサイトを運営しています。国会議員の名前を検索すると、その議員が核兵器禁止条約に賛同しているかどうかが分かる仕組みで、過去の発言もできる限り収録しています。「議員にツイートする」「フェイスブックでメッセージを送る」などをクリックすると、議員のSNSや電話につながります。

     国会議員に会いに行き、核政策についての質疑応答の場面をSNS上で公開する「面会プロジェクト」の取り組みも併せて、行ってきました。

     昨年、ICANの海外イベントに参加し、海外の国会議員がSNSを通じて、NGOや市民と盛んにコミュニケーションをとっている場面を何度も目撃しました。市民と国会議員の距離の近さに驚き、日本でも「議員ウオッチ」がその役割を果たせればいいなと考えています。

     もうすぐ総選挙が行われます。「議員ウオッチ」で地元の国会議員や候補者を検索してみてください。平和を願って折り鶴を折るのと同じように、投票に臨んで欲しい。投票率を上げることも大事。市民社会の声が選挙によって示されれば、政治は変わるはずです。世論調査では日本が禁止条約を批准することに7割が賛同しています。

     私たちは1万3千発の核兵器が存在する世界に生きる、核問題の当事者。みんなで力を合わせて日本を核兵器禁止条約に批准させたいですね。

     

     たかはし・ゆうた

     広島県生まれ。慶応大学法学部3年生。17年の核不拡散条約再検討会議準備委員会に広島市から国連事務局に派遣。「KNOW NUKES TOKYO」の共同代表。