男女選手の報酬平等に/ウェールズ
ウェールズサッカー協会は1月18日、男女代表選手の国際試合出場報酬金と大会賞金の分配率を統一すると発表した。男子チームが報酬の25%減を受け入れた。合意は2027年まで有効。男女両チームは共同声明を出し、歓迎の意を表明した。
ウェールズ女子代表として最多出場記録を持つジェス・フィッシュロック選手が昨年、報酬格差を「容認できない」と述べ、同協会の対応が注目されていた。イングランドやブラジルなど世界の10のサッカー協会が男女平等の措置を実施しているが、スコットランドではこの問題が訴訟に発展している。
国際サッカー連盟(FIFA)には、イングランドやウェールズなど英国内の4協会が加盟し、それぞれが男女の代表チームをワールドカップ(W杯)などに出場させている。