「機関紙連合通信社」は労働組合や市民団体の新聞編集向けに記事を配信しています

    2017年

    4月

    18日

    生活できる賃金よこせ/エキタスと労組が最賃デモ

     労働問題を軸に社会的正義の実現を求める若者グループAEQUITAS(エキタス、ラテン語で「公正」の意味)が4月15日、東京のJR新宿駅周辺で最低賃金1500円(時給)実現を求めるデモを行い、1500人が参加した。ナショナルセンターの枠を超えて労働組合が集まり、「最賃上げろ」「中小企業に税金回せ」とアピールした。

     連合と経団連が残業時間を「月100時間未満」で合意したことについても言及し、「100時間残業絶対反対」「毎日毎日残業させるな」と訴えた。メンバーの斎藤道明さんは「今政府がやっているのは大企業のための『働かせ改革』。『苦しい』と声に出せない労働者や中小企業のための政策が必要」と話した。

     同じくメンバーの藤川理恵さんは「最低賃金が1500円になったら病院に行きたい」「子どもを産みたい」という声が若者から寄せられていることを紹介。「貧困は選択肢を奪っている。『生活できるだけの金をよこせ』ということは恥ずかしいことじゃない」と呼び掛けた。 

     杉並区から参加した男性は「昼間はバイク便の仕事をしているが、景気が悪いと言われて賃金は低いまま。ダブルワークをしないと生活がまかなえない。最低賃金1500円は必要な水準。野党や労働組合は堂々と賃上げを訴えてほしい」と話した。