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    共謀罪と辺野古新基地に「ノー」/1万8千人が国会を包囲

     「止めよう!辺野古埋め立て 共謀罪は廃案に!」と訴える国会包囲行動が6月10日に取り組まれた。1万8千人が参加し、「暴走する安倍政権を退陣させよう」と声を上げた。

     主催したのは、総がかり行動実行委や「止めよう!辺野古埋め立て」国会包囲実行委、基地の県内移設に反対する県民会議。

     国会包囲実行委の野平晋作さん(ピースボート共同代表)は、米軍新基地建設に反対している沖縄平和運動センターの山城博治議長が微罪で長期勾留された事件に触れながら「沖縄ではさらに、座り込みを呼び掛けただけで身柄を拘束されることまでやられている。共謀罪の先取りであり、共謀罪法案が成立したらこんな沖縄の状況が正当化されてしまう」と訴えた。

     辺野古の埋め立てに使われる土砂の搬出に反対している市民グループの湯浅一郎さんは「土砂の搬出を止めれば辺野古の工事は止められる。沖縄の生態系を破壊する恐れがあり、むしろ辺野古は海洋保護区にすべきだ」と訴えていた。