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    市民と労組の力で改悪阻止へ/労働法制で労働弁護団/結成以来初の国会前行動

     「残業代ゼロ法案は許さないぞ!」「裁量制の拡大には反対するぞ!」。

     盆休み明けの8月19日、国会前に労働法制改悪阻止を訴える市民や労組組合員らのコールが響いた。主催したのは日本労働弁護団。同弁護団が国会前行動を行うのは結成以来初めて。合言葉は「市民と労働運動の連帯」だ。

     秋の臨時国会には、高度プロフェッショナル制(残業代ゼロ法案)や裁量労働制の適用拡大、残業上限規制、「同一労働同一賃金ガイドライン案」関連が一つの法案にして提出される見通し。その法案要綱審議が8月中にも労働政策審議会で始まる。

     同弁護団の棗一郎幹事長は「規制緩和と規制強化の方向の法案を一括にし、同一労働同一賃金をも含めるのはおかしい。断固として反対していかなければならない。一つ一つ分けて議論するよう訴えていこう」と述べ、安倍内閣打倒、労働法制改悪阻止、憲法改悪阻止の3点で、市民と労働運動との連携強化をアピールした。

     行動は、安全保障関連法の廃止を訴える「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」の取り組みに併せて行われた。