私鉄総連は12月5日、大阪市で中央委員会を開き、18春闘の職場討議案を決めた。賃上げは定期昇給2%プラスベア6千円を提起。今後、各職場での論議を踏まえて2月1日の拡大中央委で正式決定する。
ベア6千円要求の内訳は物価上昇分0・2%(4~9月期)に生活向上分2%を加えたもの。16春闘と17春闘のベア5600円より400円高く設定した。
このほか、高卒18歳初任給として月額15万7100円、高卒19歳・勤続1年の最低引き上げ額基準として9500円(定昇込み)、バス運転士25歳初任基本給として17万6千円を掲げている。
非正規雇用労働者については、時間給で「60円以上」を基本とする。
ヤマ場の戦術は、3月上旬の中央闘争委員会で決定する予定だ。
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