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    海外労働短信/17年の犠牲者は82人/殺害されたメディア関係者

     国際ジャーナリスト連盟(IFJ)がこのほど、2017年に殺害されたメディア関係者は82人だったとする年次報告書を公表した。報告書は、殺害という犯罪が罰せられずに放置されている状況を一日も早く是正すべきだと訴えている。

     報告書によると、被害が最も多かったのはメキシコの13人。麻薬取り引きや汚職に関連したとされる自治体当局を取材していたジャーナリストらだという。アフガニスタンの12人がこれに続いている。多くは自爆テロの犠牲者だ。

     IFJのアンソニー・ベランガー書記長は「報告書の内容は衝撃的だ。犠牲になった人々に誓う。ジャーナリストを殺害した者たちが罪に問われていない状況を是正するため、われわれは断固闘う」。