「機関紙連合通信社」は労働組合や市民団体の新聞編集向けに記事を配信しています

    空飛ぶ車開発へ協議会/ウーバー社も参加

     経済産業省と国土交通省が8月29日、「空の移動革命に向けた官民協議会」を設立する。「空飛ぶクルマ」実現が目的だ。

     民間側のメンバーは主として国内外の航空業界の関係者だが、世界的な大手ライドシェアのウーバーも名を連ねている。「空飛ぶタクシー」の開発を進めているからだ。同社の垂直離着陸機(VTOL)は軍民両用で、数年後の実用化をめざしている。

     ほかに、軍用垂直離着陸機オスプレイをボーイング社と共同開発した米ベル社も参加する。

     米陸軍中央研究所が100万ドルの資金を提供し、米航空宇宙局(NASA)が交通管制システムの開発で協力するという。