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    海外労働短信/外資が組合つぶし/スリランカのハンガー工場

     高級ブランド向けファッションハンガー製造のマイネッティのスリランカ工場で、組合つぶしが行われている。同社は49カ国で5千人以上を雇用する、業界最大手。

     製造業労組の国際産別インダストリオールの8月30日付ニュースよると、労働組合が労働者の60%の賛同を得て組合を結成したところ、会社側がこれを認めず、組合オルガナイザーを解雇。組合員に脱退を強要するとともに、「組合が存続する以上、工場を閉鎖する」と脅して、組合を解散させた。その後、従業員協議会という、会社肝いりの組織を立ち上げている。

     産別労組は「マイネッティは紛争解決に乗り出すべきだ。私たちは同社の取引先であるファッションブランドにも働きかけていく」と語っている。