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    辺野古に米軍基地はいらない/平和委員会がリーフ発行

     日本平和委員会が、沖縄・辺野古への米軍新基地建設の問題点について解説したリーフレットを作成し、普及している。「いのちの海を壊さないで」「海底にマヨネーズ状の地層」など、米軍基地を造ってはならない七つの理由を列挙。千坂純事務局長は「辺野古基地建設のひどさを知ってもらい、本土で大きな世論をつくりたい」と話している。

     リーフレットは、辺野古に米軍基地を造ってはならない理由として(1)いのちの海を壊される(2)制限高度内に学校があり、子どもたちの命が危ない(3)墜落を繰り返すオスプレイが飛び交う(4)警備に1日1700万円・総額2兆5千億円超もかかっている(5)弾薬庫の下に活断層があり危険(6)海底にマヨネーズ状の地層が存在し建設は不可能(7)朝鮮半島が非核平和に向かう流れに逆行する――を挙げ、解説している。

     危険な普天間基地については、最近の約2年間で起きた事故を紹介。「安倍政権が運用停止を約束した期限は今年2月末。この約束を実行すべきだ」と訴えている。

     リーフレットは1部30円。申し込みは日本平和委員会まで。電話は03(3451)6377。ファックスは03(3451)6277