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    パートで3%以上続出/UAゼンセン先行グループ

     内需関連の労組でつくるUAゼンセンの先行グループの回答(3月15日現在)は、正社員で賃上げ率2・5%以上、パート労働者で3%以上の妥結が相次いでいる(表)。背景には人材の確保で対策を迫られる職場の事情がある。

     正社員ではトリドールの3・81%、古河電池の3・03%を皮切りに2%以上の妥結が少なくない。パート労働者では、昨秋の最賃の伸び率3%を超える単組も多い。松浦昭彦会長によると、前年比で妥結額が増加した組合と減少した組合の数は拮抗(きっこう)し、前年比減でも下げ幅を縮めているという。