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    海外労働短信/臨時雇用を規制/ユニリーバが労組と合意

     家庭用品製造大手のユニリーバが国際産別との間で臨時雇用を規制することで合意し、文書を交わした。合意内容は69カ国にある300以上の工場に適用される。5月10日付組合ニュースが報じた。

     同社と合意したのは、食品関係のIUFと製造業関係のインダストリオール。 直接雇用か間接雇用かを問わず、全ての臨時労働者(テンポラリーワーカーズ)に適用される。常用雇用の労働者の代替として雇用することを禁じた。

     常用雇用者が退職した場合には優先的に常用雇用職に就けることや、同一労働同一賃金の適用、安全な労働環境の保障と安全教育の実施、労働組合の結成・加入の権利も認めている。