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    最低賃金を1500円に!/神奈川労連と全労協系労組/ダンプカーデモでアピール

     「最低賃金、全然足りない」「最低賃金、日本は低すぎ」のコールが響くと、沿道からは手が振られ、ガッツポーズをする人もいた。神奈川労連や全労協神奈川県共闘などでつくる「ファイトフォー1500神奈川実行委員会」が7月15日、横浜で行ったダンプカーデモだ。

     約200人が参加し、最低賃金の全国一律化と1500円への引き上げを訴えた。昨年は当日参加だった全労協神奈川県共闘が今年は実行委員会に加わった。

     高知から観光で来たという夫婦は「全国一律1500円になるのは良いけど、会社はつぶれちゃうよね」と心配顔。中小企業支援とセットでの引き上げだと知ると「それならやってほしい」と話した。

     2011年から6年半取り組んだ神奈川最低賃金裁判では、原告の厳しい生活実態の報道によって最賃問題が可視化され、最賃引き上げの世論づくりにつながったといわれる。

     裁判を担当した実行委員長の小賀坂徹弁護士は「(お金がなく)結婚式に行けないとか、病院に行くのをためらう実態が訴えられた」と述べ、参院選挙で最賃引き上げを掲げる候補者への投票を呼びかけた。

     

    〈写真〉「実家から出て自活できる」「服がもう一着買える」など、ダンプカーには「時給が1500円になったらやりたいこと」が貼られていた

     

    〈写真〉遊園地や赤レンガ倉庫など、観光客でにぎわうエリアをデモ。スピーチはユーチューバー風に訴え、沿道から注目を浴びた(7月15日、横浜)