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    海外労働短信/トルコの侵略を批判/国際公務労連

     国際公務労連(PSI)は10月11日、クルド人勢力が実効支配するシリア北部へのトルコ軍の軍事侵攻を批判し「トルコによる支配と民族浄化を止めるために立ち上がろう」と呼び掛けた。

     PSIのローザ・パバネリ書記長は「永続する平和を追求するなら、クルド人地域に侵攻しても何の解決にもならない。紛争地域で人命救助に当たっている公務労働者の命も危険にさらされている」と批判した。

     同書記長は、シリアからの撤退によって今回の事態を招いた米国にも責任があると指摘した。

     欧州公務労連は、独裁色を強めているトルコのエルドアン大統領が、戦争に反対する自国民や労組活動家を弾圧する恐れがあることについても懸念を表明した。