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    政府主催の奉祝式典を要望/日本の建国を祝う会/憲法改正への訴え相次ぐ

     日本の建国を祝う会(事務局・神社本庁)主催の「建国記念の日奉祝中央式典」が2月11日、東京の明治神宮会館(渋谷区)で開かれ、約1200人が参加した。大原康男会長(国学院大学名誉教授)は「政府による奉祝式典主催は、2012年総選挙での自民党公約だ。早急に実現してほしい」と訴えた。

     日本書記で神武天皇が即位したとされる橿原神宮への遥拝と国歌斉唱に続いて、大原会長があいさつ。政府によって建国記念日が冷ややかに扱われていることに不満を表明した上で、政府主催の式典開催を求めた。その上で「わが国をめぐる環境は国難といえる状況だ。令和の御世に憲法改正を果たし、祖国再生の新たな時代となることを念じている」と述べた。

     来賓として出席した自民党の稲田朋美幹事長代行は「憲法改正に向け、各地で世論喚起に取り組んでいる。運動の拡大に一層のご協力を」と訴えた。日本維新の会の石井苗子参院議員も「わが党は憲法改正を最重要課題と考えている。憲法審査会で(改憲を)議論することが必要だ」と話した。

     式典は「紀元節の歌」斉唱や、田久保忠衛日本会議会長の音頭による天皇陛下万歳へと進み、今林賢郁理事が閉会の辞を述べた。「日本はいまだ敗戦・占領後遺症にとらわれている。国を守ることさえ他人任せで、うつらうつらと居眠り状態だ。一刻も早く目覚め、正気を取り戻さねばならない」と訴えた。

     

    〈写真〉式典には国内外から1200人が参加した(2月11日、都内)