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    単純平均4703円に/春闘共闘第2回集計

     全労連と純中立労組でつくる国民春闘共闘委員会が3月23日、第2回賃上げ集計を発表した。336組合が有額回答を引き出し、単純平均では4708円(1・94%)、加重平均では5208円(1・91%)となっている。

     前年実績との比較が可能な組合で見ると、単純平均額は358円減、率では0・09%の減だ。約半数が前年同期の水準を上回っている。単産では、生協労連が前年比で204円増(卸売・小売)、70円増(福祉)である。

     非正規労働者の回答は、時給制(88件)で20・2円、月給制(16件)で3432円。前年との比較が可能な組合では、若干のプラス傾向となっている。