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    海外労働短信/賃金補助を一定評価/政府方針に対し豪労組

     オーストラリア労働組合評議会(ACTU)は、新型コロナウイルスに関連する休業について、モリソン政権が賃金補助を表明したことを一定評価。一方、額は不十分だと指摘した。

     労働者への支給額は、2週間分で1500オーストラリアドル(約9万7500円)。ACTUは労働者の平均賃金である週給1350ドル(8万9400円)まで引き上げるべきと訴えている。

     政権は当初、賃金補助を行う考えはなかった。組合は経営者団体とも連携。雇用を維持した上で、労働者の生活破綻を防ぐには賃金補助が必要とアピールし、実現にこぎ着けた。