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    改正高年法に歯止めを/成立受け労働団体が談話

     高年齢雇用安定法などの一括法成立に当たり、連合は3月31日に談話を発表した。65歳以上の就労で雇用によらない働き方が広がる懸念があった点について、一定の歯止めをかける観点で付帯決議が採択されたことを評価。今後、労働政策審議で省令・指針を議論する際の足掛かりがつくれたと指摘している。

     一方、全労連が同日発表した談話では、高年齢者雇用安定法について、「多様な働き方」の名のもとに労働法が適用されない働き方を広げるものだと指摘。「雇用破壊法ともいうべき内容だ」と批判した。その上で、省令・指針の論議に当たっては、労使合意手続きの厳格化などが必要と訴えている。