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    今こそ最賃引き上げを/全労連が談話

     全労連は4月22日、「コロナウイルス緊急事態だからこそ最低賃金引き上げを」と訴える談話を発表した。日本商工会議所などが最賃引き上げの凍結を求めていることを厳しく批判している。

     談話は、最賃を決める要素で重要なのは労働者の生計費だと指摘。日商などの「賃金支払い能力」に傾倒した論議は不適切とした。 リーマンショック(2008年)の際、欧米とは逆に最賃など賃金を抑制したことが、いまだに日本がデフレから脱却できない要因だと述べ「今回の危機を乗り切るために賃金抑制という誤りを繰り返してはならない」とくぎを刺した。

     消費を向上させるためにも賃金底上げが効果的だとし、最賃の全国一律制と水準引き上げを実現するには中小企業への大胆な支援策が必要と訴えている。