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    休業補償8割勝ち取る/なのはなユニオン/ディズニーキャストの処遇

     ディズニーランドなどのキャストに対する休業補償が当初の6割から2割上積みされ、8割で支払われたことがこのほど分かった。「6割では生活できない」と非正規労働者が声を上げ、何度も要請したことが改善への力になったという。

     新型コロナウイルスの感染拡大によりディズニーランドやディズニーシーは2月末から休園が続く。運営会社のオリエンタルランドは、正社員には賃金を全額補償しているが、非正規で働くショーの出演者やキャストには6割しか示さなかった。千葉県を拠点に活動するなのはなユニオン(全国ユニオン加盟)は、3月19日と4月9日に要請し、上積みを勝ち取った。

     

    ●8割でも厳しい生活

     

     4月下旬に支払われた、あるキャストの休業補償額(3月分)は16万円。そこから税金などが引かれ手取り額は約11万円だという。なのはなユニオンの鴨桃代委員長は「これでも高い方。シフトの少ないキャストは手取り額10万円にも届かないのではないか」と話す。

     ディズニーのパークで働きたいと上京し、1人暮らしをするキャストも少なくない。近隣(千葉・浦安市)の家賃相場は6~7万円。最低賃金レベルの低賃金で働く非正規労働者は8割の休業補償でも生活を維持するのは困難だ。

     鴨委員長はこう話す。

     「これで良いわけではないが、休業補償を改善させたのは一歩前進。5月には延期されていた春闘の団体交渉を行う予定だ。組合員と相談し、さらなる改善を目指したい。(労働者の生活を守るために)言わなきゃいけないことを言うのが労働組合の役割。コロナ禍で労働組合の存在が問われている」

     

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    コメント: 1
    • #1

      kippu (土曜日, 25 7月 2020 14:10)

      7月1日、パークは再開されましたが、パレードやショーのエンターテイメントは休止のままです。エンターテイナー、パフォーマーの皆さんってどうしているか?ご存知の方はいらっしゃいますか?
      例えば、7月のパーク再開以降も休業補償を受け取り続けているのか?或いは他の部署で働いているとか?その後、どうするのか?
      何でも結構です。おしえてください。