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    回答平均は6085円/春闘共闘最終集計

      全労連や純中立労組でつくる国民春闘共闘委員会は7月8日、2020春闘の最終集計をまとめた。有額回答を引き出した806組合の1人当たりの回答平均は6085円(2・12%)で、1組合当たりの単純平均は4982円(1・97%)となった。

     今年から、相場形成役の登録組合以外の回答も集約した。登録組合ベースでは、回答引き出し組合数が前年を2割超下回っている。

      前年との比較可能な406組合では前年実績比72円マイナス(単純平均)にとどめている。このうち前年実績以上を引き出した組合は222組合。

      春闘共闘は「職場の声を何らかの形で集め、オンライン会議なども活用しながら交渉を進めた組合では昨年を上回る成果を獲得している」「全体を通じ、昨年並みの賃上げを獲得し、労働者の生活水準の維持・向上に奮闘した春闘となった」としている。

     

    ●時給アップは26・8円

     

      非正規労働者の時給引き上げでは、278件の報告が寄せられた。このうち金額が分かる161件の単純平均は26・8円。前年との比較が可能な67組合の単純平均では、ほぼ前年並みの15・5円となった。

     企業内最賃協定では昨年並みの84組合から133件の報告があった。時間額では91件の平均額が937円で、月額の平均は20件で16万4898円。

     

    要求提出率は67・8%/春闘共闘

     春闘共闘の春闘進捗(しんちょく)調査(7月6日発表)では、要求提出率が昨年比7ポイント増の67・8%となった。スト権確立は47・1%で8・6ポイント減。新型コロナの影響で報告数は2048件で昨年より1178件少ない。