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    「出演者」として働ける選択肢を/ディズニーの従業員が訴え/「会社提案は事実上の解雇」

     「お金がほしいわけじゃありません。コロナ禍が落ち着いた時、元の仕事に戻れるようにしてほしいだけなんです」

     ディズニーランド・ディズニーシーで「出演者」として働く女性従業員が9月19日、JR舞浜駅前で訴えた。運営するオリエンタルランドが、コロナ禍の下で10月1日から実施するとして従業員らに示した新人事制度の見直しを求めて、女性が加入するなのはなユニオンが取り組んだ駅頭宣伝。客や従業員らに直接呼びかけようと企画された。

     オリエンタルランドは、正社員の冬季一時金を7割削減する。出演者・ダンサーについては(1)9月末で退職し支援金80万円を支給(2)有期契約の契約日まで在籍する場合は給与を6割支給(3)販売や案内などの準社員に職種転換(時給は千葉県の最賃930円)――という選択肢を提示。9月27日までに返答するよう求めている。

     なのはなユニオンの鴨桃代委員長は「事実上の一斉解雇提案だ。ろくな説明もせず一方的に選択を迫る乱暴なやり方で、おかしい。『夢の国』というなら、お客さんにとってだけでなく、働く人にとっても夢の国であるべきだ」と憤る。ユニオンは9月25日に団体交渉を設定しており、出演者らが働き続けられる選択肢を設けるよう要求するという。

     

    ●使い捨てなのか

     

     冒頭の女性が駅前で訴えた内容は要旨次の通り。

       〇

     小さい時にパレードやショーを見て、キャラクターと握手したりして感動しました。そんな思いをみんなに届けたいと、努力してここで働く道を選びました。

     コロナ禍でエンターテインメント業界が厳しいのは分かっています。だから、お金がほしいわけじゃないんです。一方的な三つの選択肢ではなく、コロナ禍が落ち着くまで休職できる選択肢を与えてくれてもいいじゃないですか。

     現場の仲間は「解雇だ」と受け止めています。私たちは使い捨てなんでしょうか。出演者として働くモチベーションを奪うことはやめてください。

     

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    コメント: 2
    • #1

      ばかぼん (火曜日, 29 9月 2020 23:33)

      お客さんに夢を与えることを最優先に考えている演者を
      最優先に考えられない会社って何を優先してるんだ?
      誰があっての会社なのか、演じる演者さんがいて、
      それを楽しみにしてお金を払って見に来てくれるお客さんがいて
      それで会社は成り立っているんじゃないのか?
      客や社員を馬鹿にするんじゃない!
      お偉いさんたち、真夏の暑い時期に着ぐるみ着て踊ってみろよ
      そして机に座っているだけで高い給料貰っている自分たちとの格差考えてみろよ…。
      もう少し演者に対して優しい気持ちがあっても良いのではないのでは。
      自分はTDLは20年位前に1回行ったきりで興味もないですが、この会社はあまりにひどい。
      TDLは、真剣にお客さんの事を思って気持ちを話している演者に言える言葉は
      他にないのでしょうか…

    • #2

      ドリーム (火曜日, 13 10月 2020 20:50)

      ピンクダンサーのyou tube等を観てまたディズニーシーに行きたいと思っている50過ぎのオヤジですが実際見に行った訳じゃないけど九州に住むこのオヤジがまた行きたいと思う程素晴らしいダンサー達を大切にして下さい。宜しくお願いします。